犬の『結膜炎(けつまくえん)』の原因と対処法

犬の『結膜炎(けつまくえん)』の原因と対処法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
犬の目のイメージ画像

結膜(けつまく)とは、目全体にかぶさっている透明の膜のことです。『結膜炎』とは、この結膜が炎症を起こしている状態をいいます。

よく似た病気に、結膜(けつまく)の内側にある角膜(かくまく)が炎症を起こす『角膜炎』というものがあります。素人には判断が難しく、『角膜炎』になると失明の可能性も出てくるので、少しでも怪しいと思ったら、かかりつけの獣医さんに相談してみましょう。

犬の結膜炎(けつまくえん)の症状

結膜炎(けつまくえん)になると以下のような症状が現れます。

  • まばたきが多くなる
  • 涙が多く出る
  • 目やにが大量に出る
  • 足で顔を掻こうとする
  • 顔を地面にこすりつける
  • 目の白い部分が赤くなる

また、結膜炎が進行すると冒頭で説明した『角膜炎(かくまくえん)』になる可能性があります。

犬の結膜炎(けつまくえん)の原因

結膜炎(けつまくえん)は、さまざまな理由により起こります。原因と考えられているものをリストアップしてみたので一度心当たりがないか確認してみましょう。

目にキズが付くことによって

片目だけ結膜炎(けつまくえん)になっている場合は、目にキズがついていることを疑いましょう。例えば、まつ毛や目のまわりの毛が目とまぶたの間に入ってしまったり、自分で顔を足で掻いてしまったときにキズついたり、犬同士のケンカや、砂ぼこりが目にはいってしまうことでも起こってしまいます。

シャンプーなどの刺激によって

また、シャンプーが目に入ったしまった場合に科学的な刺激によって引き起こされることもあります。シャンプーの正しい方法についてはコチラで解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

感染症によって

犬のウイルスである『犬ジステンパー』といったものに感染することによって引き起こされます。

他の目の病気によって

何度か説明している通り、『結膜炎(けつまくえん)』から『角膜炎(かくまくえん)』になることがありますが、逆に『角膜炎』から『結膜炎』になることもあります。その他には『ドライアイ』、『流涙症(りゅうるいしょう)』、『ブドウ膜症』、『アトピー性皮膚炎』、『天疱瘡(てんぽうそう)』、『副鼻腔炎(ふくびくうえん)』、『緑内障(りょくないしょう)』などによって引き起こされます。

犬の結膜炎(けつまくえん)の治療法と費用

結膜炎(けつまくえん)の原因をご紹介した通り、さまざまな理由があります。まずは獣医さんに診てもらい、原因を特定しましょう。特定した後は、以下のそれぞれの治療法と費用を参考にしてください。

逆さまつ毛や目の周りの毛を切る

目に逆さまつ毛や目の周りの毛がある場合は、目に入ってキズをつけている可能性があるので、目に入らないように切ってみましょう。費用は、かからないと言ってもいいでしょう。

アレルギー対策をする

『結膜炎(けつまくえん)』がアレルギーにより起こっている場合は、アレルギーの原因物質をそもそも付かないようにしたり、付いてしまったら身体から取り除いてあげたり、またアレルギー体質にしないような治療が有効です。犬のアレルギーの原因と対策を詳しくまとめてみましたので、ぜひコチラの記事を参考にしてみてください。

目をよく洗う

シャンプーが目に入った刺激によって起こっている場合は、まず目に入っているシャンプーをしっかりと洗い流して下さい。シャンプーによっては、まだまだ犬の身体に悪いようなものが使われている場合もあります。自分で選べない愛犬のために飼い主であるあなたがしっかりと選んであげましょう。こちらも費用は、かからないと言ってもいいでしょう。

点眼薬を使う

ひとたび結膜炎(けつまくえん)になると、抗生剤や抗炎症剤の点眼薬が必要になってきます。費用としては、使う量によっても変わってきますが、月あたり数千円とそこまで高くなりません。しかし、完全に治るまで数週間から数ヶ月かかることもあるので、結果として結構な費用になってくる場合もあります。

エリザベスカラーを使う

獣医さんに行くと一度は見たことがあるのではないでしょうか。犬は目がかゆかったり痛いと、どうしても足などで引っ掻いてさわってしまうので、それによって悪化してしまうことを防ぎます。

『結膜炎(けつまくえん)』と診断されれば、獣医さんから処方されるとは思うのですが、Amazonで評価の高いものを探してみたので、良ければ参考にしてみてください。費用は、買うものによりますが、だいたい1,000~3,000円くらいのものが多いようです。

結膜炎(けつまくえん)になりやすい犬の種類

結膜炎(けつまくえん)にかかりやすい犬の種類を『アイウエオ順』にリストアップしてみたので、この中に自分の愛犬が入っていないか確認してみてください。

  • ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
  • キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
  • シー・ズー
  • スムースコート・チワワ
  • チワワ
  • ミニチュア・シュナウザー
  • パグ
  • ブルドッグ
  • ペキニーズ
  • ヨークシャー・テリア
  • ロングコート・チワワ

最後に

以上、犬の『結膜炎(けつまくえん)』の原因と対処法でした。

『いぬまとめ』では、犬についての症状についてなるべく正しい情報を詳しく解説しようと思っていますが、こちらを元に犬の症状が悪化した場合や、その他の変化があったとしても、大切な家族に対して責任を負うことはできません。素人が判断するのは危険なことも多々あるので、最終的には飼い主であるあなたが責任をもって獣医さんと相談してみてください。

もしこの症状についてお気づきの点やご質問がある場合は、遠慮なく『いぬまとめ』までお問い合わせください。我々は今後も『より良い犬と人の関係』のために尽くしていきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このブログを購読する

ご意見・ご感想

必須項目が入力されていません。
以上で送信
『ご意見・ご感想』ありがとうございました!
入力して頂いた内容は、今後の参考とさせて頂きます。今後も『いぬまとめ』をどうぞよろしくお願い致します。
いぬまとめチーム