短期間でマスターできる!犬の伏せのしつけ方

短期間でマスターできる!犬の伏せのしつけ方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
短期間でマスターできる!犬の『フセ』のしつけ方のアイキャッチ画像

覚えておきたい犬のしつけに『伏せ』があります。しかし、実は『伏せ』を覚えさせるのは意外と難しく、お座りは出来たけれども『伏せ』は覚えてくれないと悩んでる飼い主の方も多いと思います。

そこで、今回は『伏せ』を短時間でマスターできる方法をご紹介します。

『伏せ』を覚えさせるためにはお座りができていた方がやりやすいので「まだ覚えていないよ。」という方は、事前にマスターしておいてください。 

なぜ『伏せ』が必要なのか

さっそく『伏せ』のしつけ方を説明する前に、なぜ『伏せ』が必要なのか考えてみたいと思います。

危険な状態で動かないため

お座りを指示して座っている状態よりも、お腹を地面につけている『伏せ』の方が、次の動作に移るまで少し時間がかかります。

例えば、車がたくさん走っているような危険な状態で『伏せ』を指示すると、立ち上がる時間が長く、何かあっても止められる可能性があるので安心です。

興奮を抑えるため

何かの理由で一度興奮してしまうと落ち着くまで時間がかかります。興奮すると、ついつい無茶をしてケガをしてしまったり、思わず誰かに噛み付いたり、物を壊したりします。

犬の種類の中には、テリア系のように生まれながらに興奮しやすいものもいるので、そんな時に『伏せ』を覚えさせていると、指示するだけで興奮を抑えることができます。

よりじっとしてもらうため

また犬がリラックスしているときは、よく伏せていることを考えると、犬にとって伏せることは、座ることよりも楽な姿勢だと言えます。

そのため、長い時間じっとしていて欲しいときはお座りよりも『伏せ』の方が良いと言えます。

『伏せ』のしつけの時の大事なこと

『伏せ』を教えるときに大事なことをまとめてみました。以下の点はしっかりと抑えておいて、次の実際に教える方法を読んでみてください。

言葉を1つに絞る

褒めるときの『いい子』や『お利口』と言った言葉を、いろんな言葉を使うのではなく自分や家族で、どれか1つに絞ってください。

この時に注意したいのは、良いことをした時にとっさに使ってしまう言葉は避けた方がいいということです。

例えば、ついつい使ってしまう人が多い『良し』と言った言葉は『待て』を解除するときにも使う言葉なので、犬が混乱してしまいます。また、間違ったことをしたときの『違う』や『ダメ』といった言葉も同じです。

『ごほうび(おやつ)』を用意する

おやつをあげると、おやつがないと言うことを聞かないと言う方もいますが、それは間違いです。

犬が思った通りの行動をしたときに『ごほうび(おやつ)』をあげるのを最初のうちは毎回与えて、だんだんと与える頻度を下げていきます。そうすると最終的には、『ごほうび(おやつ)』をあげる必要がなくなります。

また『ごほうび(おやつ)』をあげるうえで注意したい条件がいくつかあります。

  1. 犬が喜んで食べたくなるものを選ぶ
  2. カロリーが低いものを選ぶ
  3. あげるときは小さくして

特にカロリーの与え過ぎは、犬の健康にダイレクトに影響してくるので気にするようにしておきましょう。

1日10分で根気よく続ける

人間と同じように犬にも集中力があります。よく言われてるのは、1日に10分程度のしつけの時間で十分ということです。1回で長い時間をしすぎたり、毎日何回もしつけをしていると犬は、覚えることがイヤになってしまいます。

また覚えておいておきたいのは、犬は1回であなたの言うことが分かるわけではないということです。あなたの言いたいことを少しづつ分かってもらうために、焦らず根気よく続けましょう。

しつけの場所を変える

毎回同じところでしつけをしていると、他の場所で言うことを聞いてくれない子になることがあります。そのため、しつけをするときは前回とは違った場所で教えるようにしてください。

『伏せ』をしつける方法

前置きが長くなってしまいましたが、『伏せ』のしつけ方を説明していきたいと思います。おもに知られている『伏せ』の教えた方は、いくつかあります。それぞれの方法の名前は、いぬまとめチームが勝手につけました。

おやつ地面法

おやつを使った方法です。順番に説明していきます。まずは、こちらを試してみてダメだった場合は、次で紹介している『おやつトンネル法』を試してみてください。読むのが面倒な人は、下の方で出てくる動画を見ても分かりやすいでしょう。

ステップ1:お座りをさせる

まずは、『お座り』と指示を出して座らせます。

もし『お座り』ができてない場合は、事前に『お座り』を教えてからもう一度挑戦してみてください。

ステップ2:おやつを指で握る

犬が座ったら、おやつを指で軽く握り、食べられないよう目の前まで持っていきます。臭いは分かるので、クンクンと嗅いだり、指の中の餌を食べようとペロペロしてきます。

もし、この時に遠慮なく噛み付いてくるようであれば、まずは『噛み癖』を直してから再度挑戦してみてください。

ステップ3:おやつを足の間に降ろす

次に持っているおやつを真っ直ぐ地面に向かって降ろしていきます。この時に、きちんと頭が下がってくることを確認してください。

ステップ4:おやつを遠ざける

地面すれすれまでおやつを降ろしたら、次は犬から遠ざけていきます。そうするとおやつを追うように伏せの形になります。

ちなみに、このおやつを追わせて行動を覚えさせることを『ルアートレーニング』と呼んだりします。

ステップ5:『伏せ』と言う

胸が地面につきかけるくらいのタイミングで『伏せ』と言いましょう。上手く伏せることができたら、手に持っているおやつとは別に『ごほうび(おやつ)』をあげましょう。

ステップ6:指示だけで伏せるようにする

あとは、毎日のようにステップ1~5を繰り返して、だんだんと与えるごほうび(おやつ)を減らしていきます。後は、声だけで伏せるようになれば、『伏せ』もできるようになったと言えます。

お尻が上がってしまう場合

この方法で教えると、たまにお尻が上がってしまう子がいるのですが、根気よく続けていると直ることがあります。また、どうしてもダメな場合は、次でご紹介する『おやつトンネル法』を試してみてください。

おやつトンネル法

『おやつ地面法』がダメな場合は、この方法を試してみてください。こちらも下の方で分かりやすい動画を紹介しています。

ステップ1:犬の前に足を放り出す

おやつトンネル法では、まず飼い主さんが体育座りをします。次に、片方の足を前に出します。そしてヒザの下に、犬が伏せて通れるくらいのトンネルを作ってあげます。

ステップ2:おやつを足のトンネルから出す

次におやつを指で軽く握り、手をヒザの下のトンネルをくぐらせて犬の目の前に出します。臭いは分かるので、クンクンと嗅いだり、指の中の餌を食べようとペロペロしてきます。犬が餌に付いてきたら、そのまま足のトンネルを戻してくると犬が足のトンネルを通ろうとして、伏せの状態になります。

ここまでが分かりにくい場合は、ステップ4の後に動画を紹介しますので、そちらを参考にしてみてください。

ステップ3:『伏せ』と言う

胸が地面につきかけるくらいのタイミングで『伏せ』と言いましょう。上手く伏せることができたら、手に持っているおやつとは別に『ごほうび(おやつ)』をあげましょう。

ステップ4:指示だけで伏せるようにする

あとは、毎日のようにステップ1~3を繰り返して、だんだんと与える『ごほうび(おやつ)』を減らしていきます。後は、声だけで伏せるようになれば、『伏せ』もできるようになったと言えます。

ここまでの流れが分かりにくいという方もいると思うので、動画で説明したものを紹介します。

『伏せ』のしつけの時にやってはいけないこと

『伏せ』を教えるときにやってはいけないことを抑えておきましょう。今までやってしまっていた方は、以下のことはやらないようにしてください。

叩く・怒鳴る

犬を叩いたり怒鳴ったりすることは絶対にやってはいけません。一番大事な犬との信頼関係が崩れてしまい、さまざまなしつけをはじめとする、コミュニケーションが取れなくなってしまいます。

マズルを抑えて睨みつける

マズルコントロールとして、よく紹介されている方法です。しかし、専門家のなかでも否定的な意見が数多くあるため、『いぬまとめ』ではオススメしていません。

方法を間違えると、叱るとき以外のコミュニケーションにも目を合わせなくなってしまったり、歯磨きの仕方で紹介しているように歯磨きのときに口を触らせてくれなかったりと、他のしつけがしにくくなってしまう可能性があります。

最後に

以上、『伏せ』の教え方はいかがだったでしょうか。

何か不明な点や、質問があればいつでも『いぬまとめ』までご連絡ください。今後とも、あなたと犬とのより良い関係のために頑張っていきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このブログを購読する

ご意見・ご感想

必須項目が入力されていません。
以上で送信
『ご意見・ご感想』ありがとうございました!
入力して頂いた内容は、今後の参考とさせて頂きます。今後も『いぬまとめ』をどうぞよろしくお願い致します。
いぬまとめチーム