ドックフードに含まれる『エトキシキン』って何?

ドックフードに含まれる『エトキシキン』って何?

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ドックフードに含まれるエトキシキンの画像

ドックフードのことを勉強すると、よく耳にする成分があります。それが、酸化防止剤の『エトキシキン』です。

とても危険な成分だと、無闇に不安を煽って紹介されることが多いのですが、今回は『エトキシキン』は本当に危ないのか?きちんとした知識を紹介をしたいと思います。

そもそもエトキシキンって何?

科学的に作られた成分で、ゴムの固定剤として開発されました。

ネットでは、アメリカ軍が、森に隠れたゲリラを見つけるために使った『枯葉剤(かれはざい)』の成分として紹介されていますが、枯葉剤の主成分ではなく、あくまでも主成分が酸化しないようにするための防止剤として使われていたので、間違えないよう注意しましょう。

なんでドックフードに入っているの?

ドックフードには、強力な防腐剤として使われています。

他に有名な防腐剤としては、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ブチルヒドロキシトルエン)があります。

中でも、この『エトキシキン』は、他のものと比べると安く手に入れることができるので、ペットフードメーカーが、コストカットするにはうってつけの防腐剤だと言えます。

犬への影響は?

アメリカでは、FDA(アメリカ食品医薬品局)が『エトキシキン』を使った動物実験をして、ある程度の安全性を確認したうえで使用を認めています。

また、FDAはオーナーから様々報告を受けていますが、現実にドックフードに含まれている『エトキシキン』が、犬に対して悪影響があるという根拠は何一つ立証されていません。

しかも、ドックフードの保管をきちんとしていない場合、ドックフードは酸化してしまいます。この酸化したドックフードは、犬にとって非常に危険で様々な病気を引き起こすことが分かっています。

そう考えると無闇に不安を煽っている『エトキシキン』は、危険なことが分かっているドックフードの酸化を防ぎ、またある程度の安全も確認されていることから、悪いようには見えない部分もあります。

しかし、あくまで科学的に作られた成分なので、大丈夫だと言われても「大切な家族に与えるのは、なんだか気持ち悪いな。」と思うのが皆さんの正直な気持ちでしょう。

科学的に作られたものは、すべてがそこに行き着くのだと思います。

日本や他の国の対応は?

各国の『エトキシキン』に対する対応はどうなっているのでしょうか。

日本では、多くの化学合成物質と同じように『エトキシキン』を人が口にする食品添加物として使用することはできません。また、農薬としても認められていませんが、鶏や牛や豚に与えられる餌に使うことは認められているので、結果として食品残留として最大で7ppm以下が認められています。

では、犬はどうでしょうか。日本においてドックフードに使える量としては、75ppm以下という規定があります。人間と比べると10倍程度の違いがあり、この数字をどう捉えるかは、みなさん次第といったところになります。

この75ppmという数字、EUでは100ppm以下になっており、アメリカが一番多く、150ppm以下になっていますが、FDA(アメリカ食品医薬品局)は75ppm以下を推奨しているので、そういう意味でいうと日本が一番近くなっています。

しかし、規定はあるものの犬に対する関心が高い国も多いので、日本と違い防腐剤を使っていないドックフードメーカーもたくさんあります。そういったドックフードを購入するときは、くれぐれもしっかりと保管をしてください。

最後に

以上、ドックフードに含まれる『エトキシキン』の紹介でした。

安全性が確認されており、また危険なドックフードの酸化を防いでくれることから、エトキシキンは無闇に不安を感じるような成分ではないことが分かりました。

けれども、科学的に作られたものだということで、犬に与えるのは、どこか気持ち悪いですよね。どうせなら入ってなく、ドックフードをしっかり管理した方が、飼い主さんの気持ち的には心配事が一つなくなるのではないでしょうか。

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