『ゴールデン・レトリーバー』のすべてが分かる!歴史・性格・大きさ・寿命・毛・価格

『ゴールデン・レトリーバー』のすべてが分かる!歴史・性格・大きさ・寿命・毛・価格

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ゴールデン・レトリーバーは、大きな体におだやかな表情が、どこかホッとする中型犬です。盲導犬や警察犬、麻薬探知犬として私たちの生活を支えてくれています。そんなゴールデン・レトリーバーに関するさまざまな情報をまとめてみましたので、気になるカテゴリをクリックしてみてください。

ゴールデン・レトリーバーの歴史

『ゴールデン・レトリーバー』の起源はあまりはっきりしていませんが、以下の2つの説あります。

1つはイギリスに住んでいた貴族が、ロシアのサーカス団が飼っていた犬に魅せられ買い取ったのが始めで、その後いろんな犬の種類とくみあわせて生み出した、という説。もう1つは、猟で撃った獲物を回収する能力の高い犬が必要だったために、いろんな犬の種類と組み合わせて生み出した、という説です。現在は2つめの説のほうが有力で、19世紀スコットランドに住んでいた、愛犬家のツィードマウス卿という貴族によって『ゴールデン・レトリーバー』は生み出されたと言われています。

ツィードマウス卿は、狩猟をするために、人間が撃ち落とした鳥をとってくる回収犬を生み出そうとしました。そのため、黄色いウェーブした毛を持った『ウェービー・コーテッド・レトリーバー』と、水の中で泳いだり物を運んだりすることが得意で人気があった『ツイード・ウォーター・スパニエル』の子供を産ませました。さらに、生まれた子供たちと、遠くからでも獲物を見つける目をもつ『アイリッシュ・セッター』や、匂いで獲物の場所がわかる鼻をもつ『ブラッド・ハウンド』をくみあわせて子供を産ませました。こうして10年かけて生まれたのが、狩猟で活躍する高い能力をもちあわせた、後の『ゴールデン・レトリーバー』と呼ばれる犬です。

19世紀のイングランドは、狩猟をして食料を得ていたので、この狩猟に優れた犬は一気にイングランドとスコットランドに広まりました。毛の色から『イエロー・レトリーバー』と呼ばれていましたが、1920年には、正式にアメリカン・ケネル・クラブで『ゴールデン・レトリーバー』という名前で登録されました。『レトリーバー』とは『回収する』という意味なので、ゴールデン・レトリーバーは『金色の毛をした回収犬』という意味になります。

1980年になると、アメリカに持ち込まれた犬が、回収犬から家庭犬としてアレンジされたのが『アメリカ系』ゴールデン・レトリーバーです。これによって、もともとイングランドにいたゴールデン・レトリーバーを『イギリス系』と、区別して呼ばれるようになりました。

日本に来たのは1984年と、まだ歴史は浅いですが、わずか10年で国内2位の人気となり、今でも安定の人気を誇る犬の種類です。現在は、家庭犬だけでなく、麻薬探査犬や盲導犬などで人々の生活を支えています。

ゴールデン・レトリーバーの性格

おだやかで明るい性格をしています。また、いろんな動物や人と仲良くなれる社交的な犬種です。頭がよく、何かを学ぶことが大好きですが、褒められてのびるタイプなので、厳しくされたり怒られたりするといじけてしまうオチャメな一面もあります。人間とふれあうことが大好きで、飼い主に従順なので、家庭犬としてぴったりな犬種と言えます。また、知らない人には吠えることもあるので、番犬としても活躍してくれます。

ちなみに、ゴールデン・レトリーバーには『アメリカ系』と『イギリス系』がいて、基本的な性格は同じですが、『アメリカ系』は好奇心旺盛で、『イギリス系』はとても落ち着いていている、というちょっとした違いがあります。

ゴールデン・レトリーバーの大きさと体重

ゴールデン・レトリーバーの犬の高さの基準となる、体高と呼ばれる足の裏から肩の骨の出っ張っているところまでの高さは、オスだと約56〜61cm程度、メスだと約51〜56cm程度になります。体重としては、オスが約29〜34kg、メスが約25〜30kgが目安となっています。重すぎたり軽すぎる場合には、体調に気をつけてあげてください。

ゴールデン・レトリーバー以外の大型犬が気になる方は、以下から探してみてください。

【完全保存版】犬の種類まとめ~大型犬編~

ゴールデン・レトリーバーの運動量

ゴールデン・レトリーバーは、太りやすいので、体重を管理する意味でも、毎日の運動が欠かせません。かつて回収犬として走り回っていたゴールデン・レトリーバーは、多くの運動量が必要です。1日2回、30分程度の散歩を行いましょう。また、ボールやフリスビーを使った遊びを散歩と一緒にすると喜んでくれます。

散歩の目安ですが、普段からはしゃいでヤンチャをするようであれば、今よりも散歩量を長くしてあげましょう。逆にグタッとしていることが多ければ、運動量が多いのかもしれません。そのバランスを見きわめて、少しでも健康を維持して長生きをさせてあげてください。

また散歩は、運動量を消化するだけではなく社会への繋がりであったり、あなたとの大事なコミュニケーションの時間にもなります。トラブルを防いだり、あなたとの信頼関係を築くことにより、言うことも聞きやすくなるので、そういった意味でも大切にしてあげてください。

散歩の仕方については、以下が参考になると思います。

飼い主なら絶対知っておきたい!犬の正しい散歩の仕方まとめ

ゴールデン・レトリーバーの毛

毛の色は、金色のような黄褐色をしている『ゴールデン・カラー』です。同じ色でも、『アメリカ系ゴールデン・レトリーバー』と『イギリス系ゴールデン・レトリーバー』で色の濃さに違いがあります。アメリカ系は、『クリーム』から『ゴールド』と濃いめで、イギリス系は『ホワイト』から『クリーム』と薄めです。

毛の質は、少し固くてボサボサしている少し長めの毛と、フワフワしている短い毛を持っており、こういった2つの毛質を同時に持つことを『ダブルコート』と呼びます。保温性には優れていますが、それだけに夏場の体温調整が苦手です。

毛の手入れの方法について、ゴールデン・レトリーバーは、抜け毛が激しいことでも知られています。そのため、毛の手入れが毎日必要な犬種と言えます。大人になってから毛の手入れをしようとすると、嫌がる子が多く、なかなか思い通りにブラッシングさせてもらえません。小さいころからブラッシングに慣れさせることが大事なので、ぜひ以下のブラシを用意してあげてください。それぞれ、Amazonで一番人気があるであろうものを探しておいたので、これを機に揃えてみるのも良いかと思います。

①スリッカーブラシ

引っかいて皮膚にキズをつけないように、優しく持ってなでてあげるようにブラッシングしてあげてください。大量に毛がたまりますので、たまったらコームブラシで剥ぎとってゴミ箱に捨ててください。

②ラバーブラシ

ゴム状プラスティックで出来ており、抜け毛をとるのにぴったりなブラシです。ラバーブラシは知らず知らずのうちに力がはいってしまって皮膚を傷つけることがあるので、ブラッシングの際には注意しましょう。

③ファーミネーター

ステンレスの刃が付いており、アンダーコートのお手入れに役立ちます。なでるようにブラッシングをすることで、ムダ毛をすばやく取り除くことができます。取った毛が飛び散らないのもメリットの1つです。

ついて、ゴールデン・レトリーバーは月に2回程度が一番いいと言われています。それよりも少なすぎると不潔になってしまい病気の可能性が高くなり、逆に多すぎると皮膚を痛めてしまいます。シャンプー・お風呂の入れ方については、以下で詳しく説明しておりますので、ぜひ一度読んでみてください。

間違ってませんか?犬の正しいシャンプーの方法まとめ

ゴールデン・レトリーバーの寿命

ゴールデン・レトリーバーの平均寿命は、10歳から12歳と言われています。詳しいことは分かっていませんが、一般的には外で育てるよりも室内で育てるほうが長生きすると言われています。

犬の年齢についてもっと詳しく知りたい方はコチラに犬年齢計算機を用意しましたので、ぜひ一度調べてみてください。

ゴールデン・レトリーバーがかかりやすい病気

犬種というものは、ミックス犬(雑種)とは違い、同じ犬の種類同士の子供が生まれるので、かかり易い病気が決まってきます。

特に気をつけたいのが、股関節の形が異常になってしまう『股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)』です。その他に多く見られるのは、心臓の筋肉が大きくなり血液の流れが流れなくなる『肥大性心筋症(ひだいせいしんきんしょう)』です。また、まぶたが内向きに入り、涙や目ヤニが止まらなくなる『眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)』があり、放っておくと『結膜炎(けつまくえん)』などの病気を引き起こしてしまうこともあります。たまに見らえる病気では、胃がねじれてガスや液体がたまってしまう『胃拡張胃捻転(いかくちょういねんてん)』、耳の通り道である外耳道が炎症を起こしてしまう『外耳炎(がいじえん)』、皮膚にかゆみなどの症状が現れる『皮膚疾患(ひふしっかん)』などがあります。

それぞれの病気の対処方法については、別カテゴリで追ってまとめていきたいと思います。

ゴールデン・レトリーバーの引き取り価格

引き取り価格は、だいたい10~30万円程度になることが多いようです。ゴールデン・レトリーバーの値段を決めるのは、主に『系統』『血統』『年齢』『性別』『購入場所』などによって変わってきます。

『系統』を見てみると、『イギリス系』と『アメリカ系』で少し変わってきます。『イギリス系』は日本では珍しく価格が少し高くなっています。とはいえ、『アメリカ系』とそこまでの差はありません。

『血統』を見てみると、ゴールデン・レトリーバーのドッグショーなどで活躍した犬の子供は高くなる傾向があります。片方の親がチャンピオンなどでも価格はかなりあがりますが、両方がチャンピオンなどの場合は、さらに高くなります。場合によっては、100万を超えることもあります。

『年齢』を見てみると、生まれてから2ヶ月くらいまでは一定の価格を維持しますが、それを超えてくると下がってきます。しかし、ネットで探すことのできる2ヶ月未満で価格が表示されている子犬は、お金を払えばすぐに引き取ることができるものではなく、実際のところ生後2ヶ月後に引き取るための『予約』という形になります。その理由は、2ヶ月以内の引き渡しは親や兄弟から犬の社会行動を学ぶ機会がなくなり、問題行動が多くなってしまったために、2013年に『改正動物愛護管理法』という法律が改定され、どの犬も生まれてから56日目(一時的に45日もしくは49日)までは、販売することができなくなったことによります。

『性別』を見てみると、メスよりもオスの方が高くなります。小型犬はおとなしい性格や子供を産めるといったことからメスが高くなる傾向にありますが、大型犬の場合は、体が大きくなるオスの方が高くなる傾向にあります。

『購入場所』を見てみると、大体の方はペットショップから購入していると思いますが、ペットショップはブリーダーさんから犬を引き取っています。そこに利益が上乗せされるので、通常の場合はブリーダーさんから直接仕入れた方が安くなるといっても良いでしょう。

また、当然ながらゴールデン・レトリーバーは『生き物』であり『物』ではありません。テレビで見たから欲しくなった、知り合いのゴールデン・レトリーバーがかわいいから飼いたいなど、動機は自由ですが、引き取るからには家族として最初から最後までお互いが幸せな人生を送れるようにしましょう。

新しく犬を飼うことを検討されている方は、ぜひ『犬を飼う前に知っておくべきこと』を読んでみてください。

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