たくさんのワンちゃんと楽しく暮らそう!多頭飼いの注意点

たくさんのワンちゃんと楽しく暮らそう!多頭飼いの注意点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
たくさんのワンちゃんと楽しく暮らそう!多頭飼いの注意点まとめのアイキャッチ画像

たくさんの犬に囲まれて暮らす毎日に憧れて、「もう一匹欲しい!」と思ったことのある飼い主さんは多いのではないでしょうか。しかし、現実問題として犬も人間と同じように、個性豊かな生き物なので犬同士にも相性が合わないことがあります。

そこで今回は、多頭飼いのメリット・デメリットや多頭飼いをする際の注意点をご説明します。

多頭飼いのメリット

まず、多頭飼いをした場合のメリットとデメリットについてご紹介します。

犬との生活が楽しくなる

たくさんの犬を一緒に飼うのは決して簡単なことではありません。しかし、その分犬が与えてくれる癒しやぬくもり、楽しさ面白さという精神的な安らぎは大きくなります。個性的な犬に囲まれて過ごす毎日は、一匹だけ飼う場合より楽しくなります。

犬の本来の生態に近づけることができる

犬はもともと群れで生活する生き物です。群れに属することで様々な経験をし、そして、いろいろなことを学んでゆきます。一頭飼いの場合は本来すべき経験をさせてあげることは難しいですが、多頭飼いをすることで群れで過ごす生活に近づけることができます。

犬の寂しさを軽減することができる

飼い主が不在のとき、たった一匹で留守番をして飼い主の帰りを待つのはやはり犬にとって寂しいことです。そこで、多頭飼いをすることで一緒に過ごす仲間が増え、寂しさを和らげてあげることができます。

多頭飼いのデメリット

次に、多頭飼いのデメリットをご紹介します。多頭飼いをする際には、メリットだけではなく以下のようなデメリットもあることを踏まえて新しい犬を飼うか検討しましょう。

飼育費用が高くなる

犬の一生にかかる費用は一匹当たり250万円から350万円と言われています。飼う頭数を増やせば増やすほど、かかる費用は倍増していきます。

飼育にかかる手間や時間が増える

相性が悪い犬同士であれば喧嘩が絶えず、一緒に遊ばなくなることもあります。また、多くの犬を同時に散歩させることは難しく、それぞれが行きたい方向へバラバラに進んでしまい、なかなか前に進まなくなってしまうこともあります。

伝染病やアレルギーが連鎖する

多頭飼いをしている場合、一匹が伝染病やアレルギーにかかってしまうと他の犬も連鎖的に感染してしまう可能性があります。その場合、治療費などが倍になり負担は大きくなります。

しつけが大変

犬には人間と同じように楽な楽なほうへ真似する習性があります。そのため一頭でもちゃんとしつけができていなければ、犬はそのしつけができない犬を真似てしまいます。その場合は、全頭しつけ直す必要があります。

ペットロスになる

愛犬を失ったことにより無力感に襲われる『ペットロス』という状態になってしまうことがあります。多頭飼いをしているからといって、このペットロスにならないとは限りません。亡くなった犬の代わりは、どんな犬にもできないからです。また、飼い主だけでなく他の犬も食欲がなくなったり、衰弱してしまうことがあります。とくに、亡くなった犬と仲良くしていた犬はペットロスになりやすくなります。

多頭飼いできるか確認してみよう!

先ほどご紹介したデメリットがあっても、「たくさんのワンちゃんに囲まれて暮らしたい!」と思う方は多くいらしゃるでしょう。ですが、多頭飼いを始める前に、今のご自身の状況が多頭飼いに適しているのかどうかしっかりと見きわめて決めなければなりません。多頭飼いをする際には、複数の犬がいても十分に満足した生活をさせてあげられる環境を整えてあげることができるか、以下の項目をチェックしてみましょう。

□ 多頭飼いできるスペースがある
□ 多頭飼いできる資金的な余裕がある
□ 多頭飼いできる時間的な余裕がある

先に飼っていた犬との相性を考えよう!

先に飼っていた犬に加えて新しく犬を飼いたい場合、新しい犬との相性を考えなければなりません。もし犬の相性が合わずに失敗すると、後々まで犬同士のケンカなどの仲裁に割って入らなければなりません。そのような生活は、飼い主にとっても犬にとっても不幸なものでしょう。

年齢の相性を考える

たとえば先に飼っていた犬が若くて元気、さらに社交的だったら多少のストレスを感じても、新しい犬と暮らす生活に慣れれば、多頭飼いの生活を自分なりに楽しむことができるようになります。しかし、老犬だと状況は異なります。私たち人間のおじいちゃんやおばあちゃんが、小学生の激しい鬼ごっこについていけないように、老犬は新しい子犬や成犬の動きについていけず、新しい犬の存在自体がストレスになってしまう場合もあります。逆に、おじいちゃんやおばあちゃんが幼いお孫さんから元気をもらって、日増しに明るくなる場合もあるように、新しい子犬に若い刺激を受け、前よりも元気になることもあります。このように老犬と子犬・成犬が合わないとは言い切れないため、あくまで先に飼っていた犬の年齢や精神状態を総合的に判断し、新しい犬と引き合わせるタイミングを見計らいましょう。

体の大きさの相性を考える

一般的には先に飼っていた犬が小型犬で、新しい犬が大型犬の場合のほうがうまくいくと言われています。ただし、遊びやじゃれあいの中で大型犬が小型犬に怪我を負わせてしまう可能性があるので注意する必要があります。また、散歩の際も歩幅が違うので、小型犬と大型犬に分けて散歩に行く必要があることがあります。大型犬は一日2回走るといった運動量と約1時間の運動時間を必要としているのに対し、小型犬は室内もしくは30分前後の軽い運動で済みます。そのため、散歩の内容も分けて考えなければならないのです。

性別の相性を考える

相性が一番合いやすいといわれている組み合わせは、オスとメス同士です。赤ちゃんを産ませる予定が無い場合は両方またはどちらか片方に去勢・避妊手術をするのがベストです。その次に合いやすいのはメス同士です。オスは縄張り意識が強いので、オス同士は多頭飼いに向きません。また、親子の多頭飼いの場合には心配することは基本的にはありません。

性格の相性を考える

先に飼っていた犬と新しく飼った犬のケンカを避け、犬同士が良い関係を保っていくには、性格の相性を考えなければなりません。ここでは、先に飼っていた犬の性格ごとに対応の方法をご紹介していきます。

先に飼っていた犬が『好奇心旺盛』な場合、どんな性格を持った新しい犬も受け入れることができます。仮に、新しい犬が恥ずかしがりなタイプでも、一緒に遊ぼうと相手を気遣い仲良くすることができ、多頭飼いに適した性格と言えます。ただし、この場合には逆に新しい犬のほうにストレスがかかることが多いので、必要以上に先に飼っていた犬が新しい犬にちょっかいを出すようでしたら、少し距離を置くように気遣ってあげましょう。

先に飼っていた犬が『マイペース』な場合も、新しい犬を受け入れやすいとされています。しかし、新しい犬が攻撃的だったり好奇心旺盛すぎる場合、先に飼っていた犬が我慢してしまうことが多く精神的ストレスを抱えてしまう場合があります。この場合も状況を見て二頭の距離をすこし置いてあげましょう。

先に飼っていた犬が『攻撃的』な場合は、多頭飼いに向きません。リーダーであることを常に意識し、自分のテリトリーを侵害されることを嫌います。そのため、新しい犬とテリトリーをめぐって喧嘩をすることが多くなります。時には、新しく迎え入れた犬の性格まで攻撃的になってしまう場合があるので、多頭飼いは避けた方が良いでしょう。

先に飼っていた犬が『甘えん坊』な場合、新しい犬がやってくると飼い主の自分への興味や関心をそがれた、愛情を取られたと拗ねてしまったりやきもちを焼くことが多くあります。拗ねるだけでなく、嫉妬からくる感情の高まりで新しい犬へ攻撃してしまう可能性があります。また、飼い主が離れてしまったと感じる『分離不安』になったり、ストレスから吐いたり、下痢の症状を引き起こしてしまうなど、病気になることもあります。さらに、飼い主からの愛情が感じられず、まったく飼い主の言うことを聞かなくなることがあります。そのため、先に飼っていた犬と新しい犬への愛情は平等ではなく、先に飼っていた犬のほうへ多くの愛情を注ぐことが大切です。餌を与える時、先に飼っていた犬から先に与える、おもちゃを与える時、先に飼っていた犬のほうへ先に声をかけるなど、わかりやすい優先順位、上下関係をつけてあげましょう。

先に飼っていた犬が『気が弱い』場合、新しい犬のタイプによって対応の仕方が変わってきます。新しい犬が好奇心旺盛な犬の場合、ちょっかいをかけられ過ぎると、しばらくは怖がる、逃げる、隠れるといった行為をし、我慢しきれなくなると防衛本能から新しい犬を噛んでしまうことがあります。この現象は、新しい犬が子犬の場合に多く、噛まれたことでけがをしたり、仲が悪くなりけんかが絶えなくなります。この場合は、子犬が先に飼っていた犬のペースに慣れるまで、飼い主が子犬の行動に注視して、行き過ぎの場合は少し距離を置くように心がける必要があります。

先に飼っていた犬をしっかりとしつけておこう!

犬は学習できる動物であり、新しく来た犬は先に飼っていた犬の様子を見て、そこから学んだり影響を受けたりすることがよくあります。そのため、多頭飼いのデメリットでも述べたように先に飼っていた犬のしつけがうまく入っていなければ新しい犬も悪い癖を引き継いでしまいます。そこで、トイレや無駄吠えのしつけはもちろん、ある程度のしつけが先に飼っていた犬に身に付いているかかどうかも考えることが大切です。

ゲージはできるだけわけよう!

犬は縄張り意識の強い動物です。ケージは犬の縄張りであり、犬が最も安心できる場所です。一つのケージに複数の犬を入れておくと、ストレスを溜めてしまうので注意が必要です。そのため、できるだけゲージは頭数分用意するのが理想的です。

部屋に頭数分だけのゲージを用意する場所がない場合は、大きめのサークルを準備し、部屋の中にトイレスペースや寝床スペースを作ることをお勧めします。大きめのサークルの中にトイレシートを数枚引くことで、トイレの場所を作ります。そして、大きめのサークルの中にタオルやシーツを敷き、寝床スペースを作ります。その際トイレにも寝床にも余裕を持たせることが必要です。

飼い主がリーダーであることを認識させよう!

犬を多頭飼いした場合でも、あくまで飼い主が群れのリーダーであることをきちんと理解させましょう。犬同士で遊ばせる際も、飼い主が遊びをリードするようにしてください。また、トラブルを防ぐためにも犬だけを遊ばせて放置することは避けましょう。

以上、『多頭飼いの注意点まとめ』でした。

多頭飼いをする場合の注意点をご紹介しました。たくさんの犬を同時に飼うときには、以上のことに注意して愛犬たちも飼い主さんも余計なストレスを溜めない生活を送れるよう心がけましょう。多頭飼いには多くのリスクが伴いますが、多くのワンちゃんに囲まれて過ごす日常は楽しさが倍増することでしょう。是非この記事を参考に、充実した愛犬たちとの生活を送ってください。

今回ご紹介した多頭飼いの注意点についてなにかわからないことがあれば『いぬまとめ』にお問い合わせください。『いぬまとめ』では、あなたと愛犬のよりよい生活を築くお手伝いをできるように頑張ってまいります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このブログを購読する

ご意見・ご感想

必須項目が入力されていません。
以上で送信
『ご意見・ご感想』ありがとうございました!
入力して頂いた内容は、今後の参考とさせて頂きます。今後も『いぬまとめ』をどうぞよろしくお願い致します。
いぬまとめチーム