犬の散歩で引っ張らない『リーダーウォーク』の方法!

犬の散歩で引っ張らない『リーダーウォーク』の方法!

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引っ張り癖の画像

みなさんの中には、散歩をさせる時に犬がリードを引っ張ってしまい、思い通りに散歩することができない、という方は多いのではないでしょうか。

そういった方は、犬が車の前に飛び出そうとしたり、他の人に飛びかかりそうになったりしてハラハラしたことがあるはずです。まだないという方も、これから起きる可能性は十分にあります。

そういった、危険と隣り合わせの散歩を防ぐ方法があります。それが、『リーダーウォーク』と呼ばれる散歩の方法です。

この方法は、教えてもらう機会がほとんどないために、多くの飼い主さんができてないのが事実です。そのため、今できないからといって気にする必要はまったくありません。

今回は『リーダーウォーク』について、なるべく簡単に説明していきたいと思うので、愛犬との楽しい散歩の時間を過ごすためにも、ぜひ覚えて試してみてください。

そもそも『リーダーウォーク』とは何なのか?

『リーダーウォーク』とは、一体なんなのでしょうか。それは、犬が飼い主である、あなたとピッタリとくっついて歩くことを言います。また、あなたが歩くのをやめると、その場で止まったり座るようになります。これができるようになると、以下に紹介する動画のような散歩をすることができます。

どうでしょうか、犬と常にコミュニケーションが取れている気がしますね。信頼関係もしっかりとできているように見えます。

『リーダーウォーク』ができないとどうなるのか?

では、この『リーダーウォーク』が出来ないとどうなるのでしょうか。もし、『リーダーウォーク』ができずに、犬に自由に散歩をさせてしまうとどのようなことが起こってしまうのか、リストアップしてみました。

拾い食いをしてしまう

実は、道路に落ちているものは、危険がいっぱいです。中には口にすることで、死に至るような危ないものまであります。拾い食いを止めさせる方法は、少し長くなってしまうのでコチラにアップしています。ぜひ参考にしてみてください。

また犬が食べてはいけないものもコチラにリストアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。

車の前に飛び出してしまう

実際に、車やバイクの前に飛び出して亡くなってしまうケースがあります。

他の人に危害を与えてしまう

「うちの犬はそんなことしない!」と言いたいと思います。もちろん、直接人を襲うような子は少ないでしょう。しかし、考えてみてください。街の中には、あなたのように犬が得意な人ばかりではありません。中には、犬が苦手で、あなたの犬が自由に動いていることで、驚いてしまう人もいるでしょう。そういった人が、逃げようとして道路に飛び出してしまう可能性もないとは言い切れません。実際にどういった事例があったのか調べてみたところ、以下のようなものが見つかりました。

犬の吠え声・襲撃等の事故判例

これらを見ると、犬によって起こったちょっとしたことが裁判のような大変なことになる可能性があることが分かると思います。あなたと犬だけではなく、他の人を巻き込まないという意味でも、『リーダーウォーク』はとても大事なのです。

なぜ、犬はリードを引っ張るのか?

さて『リーダーウォーク』の重要性が分かったところで、なぜ『リーダーウォーク』ができない犬がリードを引っ張ってしまうのかを理解しましょう。

以前は、そもそも犬がリードを引っ張る原因は『自分がリーダーであることをアピールしようとするから』と言われていましたが、最近ではこれは間違っているではないかと言われています。今では、以下のことが主な原因だと考えられています。

犬が興奮することによって

飼い主と過ごすことのできる散歩という時間は、犬にとってはとても楽しいものです。また外には、家の中にはないような刺激がたくさんあります。これらに興奮してしまうことによって歩くスピードが早くなってしまうことが、引っ張ることにつながります。

あなたが引っ張ることによって

例えば、あなたの友達がいきなり何の説明もなく、あなたの手をゆっくりと後ろに引っ張るとします。すると意味の分からないあなたはどうするでしょう。引っ張られないように、前に体重をかけて踏ん張るのではないでしょうか。実は、それと同じことが犬にも起こっていると考えられています。

まったく覚える必要はありませんが、こういった現象は、英語で『Opposition Reflex(オポジション・リフレックス)』と呼ばれており、日本では訳して『抵抗反射(ていこうはんしゃ)』や『対向反射(たいこうはんしゃ)』と言われたりしています。

実際に実験している動画があるので見てみましょう。

呼び方はさておき、リードを無理に引っ張ろうとすればするほど、犬はそれに抵抗してしまうことを分かっていただければと思います。

犬の歩くスピードが早いことによって

犬と接していると分かると思いますが、4つ足で歩く犬のスピードは、人よりも速いのが普通です。さらに、上で説明した『興奮』によって歩くスピードは早くなり、また『反射』によって、ますます引っ張ってしまいます。

上記のような原因で引っ張って歩くことが続くと、それがクセになってしまいます。すると、最初はリーダーであることをアピールする目的でなかったとしても、実際に自分の言いなりになってしまう飼い主の言うことは聞かなくなります。そして、最後には自分の好きなように行動しようとしてしまうのです。

『リーダーウォーク』を覚えよう!

いろいろと前置きが長くなってしまいましたが、いよいよどうやったら『リーダーウォーク』をしつけたり、覚えさせることができるのかを解説していきます。

あなたの犬が、普段は家の中で過ごしている場合は、家の中でこれらの流れが出来るようにします。

ステップ1. あなたと歩くといいことがあると覚えさせる

まずは、最初のステップとして『あなたと歩くといいことがある』ということを覚えさせます。

犬の名前を呼びかけながら、一緒に歩きます。ちゃんとついてくれば、「いいこ!」と褒めてあげたり、『ごほうび』をあげても良いでしょう。もし上手くいかないようであれば、最初のうちは、あなたが後ろ向きに歩きながらやってあげ、ついてくるようになれば進行方法を向いてやるようにしましょう。

次のステップの最後に、この部分について説明した動画を紹介するので、それも参考にしてみてください。

ステップ2. あなたが散歩のリーダーであることを覚えさせる

さて、『あなたと歩くといいことがある』ということを覚えさせたら、次はあなたが散歩のリーダーであることを覚えさせましょう。

方法としては、今まで歩いていた方向から、いきなり反対を向いて歩き出したりします。また、突然止まってみたりします。もし、反対の方向に向かって歩き出したり、突然止まっても、ちゃんと一緒に止まってくれれば、前のステップと同じように「いいこ!」と褒めてあげたり、『ごほうび』をあげましょう。こうすることで、散歩のリーダーはなあなたであり、あなたの言うことに従っていると良いことがあるということが分かるようになってきます。

ここまでの一連の流れは、動画で見てみた方が分かりやすいと思います。海外のものですが、英語が分からなくても理解できるので紹介したいと思います。

『ステップ1』と『ステップ2』が家や庭の中でできるようになったら、あとは同じことを実際に外に出てやっていくだけです。

上手くいかない場合

中には、『ステップ1』と『ステップ2』を根気よくやってもなかなか上手くいかないという方もいるでしょう。これはどんな『しつけ』にも当てはまりますが、方法は1つだけではありません。ここで紹介した方法の他にも『リーダーウォーク』を教える方法がいくつかあるので、紹介してみたいと思います。

先ほど紹介した『ステップ1』でわざと、犬のことを一切見ないようにするという方法があります。あなたが絶対的なリーダーであることをアピールする方法です。中には、これで上手くいく場合もあります。

他には、『ヘッドカラー』と呼ばれる首輪を使う方法があります。この首輪は一見すると、だれかに噛み付きそうなのを抑えたり、口を無理やり抑えているような見た目から残酷な気がしてしまいますが、そういった目的のものではありません。これをつけてる状態で引っ張ると、犬の口や鼻の飛び出している部分である『マズル』に対して適度な不快感を与えることによって、前に引っ張ろうとする癖が自然と治ります。製品としては、イギリスの『Halti(ハルティ)』や、アメリカの『Gentle Leader(ジェントル・リーダー)』が知られています。サイズも色々とあるので、自分の犬に合ったものを探してみください。

ただ、引っ張り癖が治って『リーダーウォーク』ができるようになったら、普通の首輪に切り替えてあげてください。

『Gentle Leader(ジェントル・リーダー)』を付けているときと付けていないときの比較をしている動画あったので、参考までに紹介したいと思います。

また『ヘッドカラー』以外にも、引っ張り癖を治すための『ハーネス』があります。具体的には、『Easy Walk Harness(イージー・ウォーク・ハーネス)』と呼ばれる商品です。こちらも、Amazonやネットで口コミを診てもらえると分かりますが、かなり効果があるようです。ただ『ヘッドカラー』と同じように、引っ張り癖が治って『リーダーウォーク』ができるようになったら、普通の首輪やハーネスに切り替えてあげましょう。

実際に、『Easy Walk Harness(イージー・ウォーク・ハーネス)』を試している方の動画があるので、こちらも紹介したいと思います。

最後に、犬を無理やり引っ張って言うことを聞かせる方法がありますが、これはオススメしません。犬を知り尽くしているトレーナーさんであれば、加減がわかりますが、一般の飼い主は分かりません。やりすぎてしまうと、犬によっては目が飛び出してしまったり、大変な怪我につながる可能性があります。言うことを聞かないことに焦ってそのようなことをするくらいなら、上で紹介した道具を一度試してみてください。

以上、『リーダーウォーク』の具体的な方法でした。

もしかすると、外に出た途端に歩かなくなったり、動かなくなってしまう犬もいるかと思います。その原因と対策をまとめましたので、次の項目を参考にしてみてください。

犬が歩かなかったり、動かなくなってしまう原因と対策

『リーダーウォーク』をしようとしていると、歩かなかったり、動こうとしない犬もいるかと思います。こういった時に、無理にリードを引っ張ってしまうと、犬が散歩嫌いになってしまう可能性もあります。

こういった場合、『リーダーウォーク』を教えてあげる以前の問題として、犬が外の環境に慣れていない可能性があります。可能性のある原因と、それに対する対策をリストアップしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

犬が歩かなかったり、動かなくなってしまう原因

特に小型犬などを飼っていて、いつもはあまり散歩をさせていないという人は、いざ散歩をさせてみようとすると歩かなくなったり、動かなくなってしまうこということをよく聞きます。

その原因は、犬が生まれてから1年までの間に、外の環境に慣れることができなかったために起こっている可能性があります。外に慣れていないと、外の環境に対する恐怖心があるので、怖がって歩かなくなってしまうのです。

また、今までに喜んで散歩に行っていたのに、突然歩こうとしなくなったり、動かなくなってしまっているのだとしたら、何かしらトラウマのようなものを持ってしまった可能性があります。例えば、他の犬に吠えられたり、車にひかれそうになったりといったことです。

もし、上のどれにも心当たりがない場合は、病気の可能性もあります。突然、動きたくなくなるような様子の変化は重症の病気の可能性があるので、遠慮なくかかりつけの獣医さんに相談してみましょう。

犬が歩かなかったり、動かなくなってしまう対策

さて、犬が外の環境に慣れていなかったり、何かしらトラウマのようなものがあったとしても、対策としては同じようなものになります。

それは、外の環境に慣れさせ、外には楽しいことがたくさんあると教えてあげることです。具体的には、以下のようなことになります。

  • 抱っこして歩く
  • 河原や公園で好きに遊ばせる

時間はかかるかもしれませんが、時間をかけて彼らの気持ちと向き合ってあげましょう。散歩に行こうとすると、喜ぶような仕草が出てくるようになれば、軽く散歩をしてみて「慣れてきたかな?」という段階で、この記事を参考にしながら、改めて『リーダーウォーク』を教えてあげましょう。

最後に

リードを引っ張らないための『リーダーウォーク』は、いかがだったでしょうか。

『リーダーウォーク』が出来るようになると、犬だけではなくあなたも今まで以上に愛犬との楽しい散歩の時間を過ごすことができるはずです。

他に何か気になることやご質問があれば、遠慮なくお問い合わせください。何らかの形でお答えしていきたいと思います。

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