『ヨークシャー・テリア』のすべてが分かる!歴史・性格・大きさ・寿命・毛・価格

『ヨークシャー・テリア』のすべてが分かる!歴史・性格・大きさ・寿命・毛・価格

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『動く宝石』とも呼ばれるシルクのような長い毛を持つヨークシャー・テリア。『ヨーキー』の愛称でも親しまれているヨークシャー・テリアに関するさまざまな情報をまとめてみましたので、気になるカテゴリをクリックしてみてください。

ヨークシャー・テリアの歴史

このツヤのある長毛と高貴な印象を持つヨークシャー・テリアには、『労働者階級』や『ネズミ捕り』というキーワードは似合わないように思えます。しかし、この2つのキーワードはヨークシャー・テリアの歴史を語る上で欠かすことのできないものです。

19世紀の初頭、イギリスのヨークシャー地方の織物工場や炭鉱などで働く労働者階級の人たちはネズミの被害に困っていました。そのネズミを退治するために、生み出したのがこのヨークシャー・テリアです。彼らは、優れたネズミ捕りを生み出すために、さまざまな犬の種類を組み合わせました。その中には、『スカイ・テリア』を小型化した美しい毛並みを持つ『クライズデール・テリア』や、『マンチェスター・テリア』、『マルチーズ』が組み合わせていると言われており、その中でも特に『エアデール・テリア』の影響を強く受けていると考えられています。

その後、ヨークシャー・テリアは、そのツヤのある美しい毛並みを見た上級階級の人たちによって、とても愛されるようになります。当時は、長い毛がステータスとされていたために、地面を掃くような長い毛をしていましたが、当然のことながら歩行に支障が出たり、脱臼することがあったために、現在では地面に着くくらいのところでカットされています。

日本が高度成長期に入ると、豊かさの象徴として、また狭い家でも飼えることから小型犬がブームになり、小型なヨークシャー・テリアの人気は急速に高まっていきました。その人気の高さからヨークシャー・テリアは、ポメラニアンとマルチーズと合わせて『愛玩犬の御三家』とまで呼ばれるようになりました。また日本では、皇太子妃雅子様の実家で飼われていたショコラというヨークシャー・テリアによって、人気にいっそう火が付きました。

ヨークシャー・テリアの性格

狩りをしていたことから、とても活発で、頭が良く、勇敢で自信を持ったような性格をしています。その自信を持った態度から、頑固という捉え方をされることもあります。また、甘やかしすぎていると攻撃的な一面を見せることもあるので、正しい『しつけ』が重要になってきます。

このような特徴は、狩りのパートナーとして存在していたテリア系に共通しており『テリア・キャラクター』と呼ばれています。ヨークシャー・テリアは、他のテリア系と同様に『テリア・キャラクター』を持った犬種と言えます。

ヨークシャー・テリアの大きさと体重

ヨークシャー・テリアは、小型犬の扱いになります。犬の高さの基準となる、体高と呼ばれる足の裏から肩の骨の出っ張っているところまでの高さは、オスとメスともに約25cm程度になります。体重については、こちらもオスとメス同様に3kg前後が目安になってきます。この基準より、重すぎたり軽すぎる場合には、健康に影響が出る場合があるので、体調には気をつけてあげてください。

ヨークシャー・テリア以外の小型犬が気になる方は、コチラから探してみてください。

ヨークシャー・テリアの運動量

ヨークシャー・テリアは、もともと『ネズミ捕り』をするために生み出されたので、とても活発ですが、小型犬なのでそこまでの運動力を必要としません。しかし、毎日の散歩は必要となってきます。毎日1回は散歩に連れていってあげてください。また、室内で何かしらのゲームをすると良いでしょう。

散歩の目安ですが、普段からはしゃいでヤンチャをするようであれば、今よりも散歩量を長くしてあげましょう。逆にグタッとしていることが多ければ、運動量が多いのかもしれません。そのバランスを見きわめて、少しでも健康を維持して長生きをさせてあげてください。

また散歩は、運動量を消化するだけではなく社会への繋がりであったり、あなたとの大事なコミュニケーションの時間にもなります。トラブルを防いだり、あなたとの信頼関係を築くことにより、言うことも聞きやすくなるので、そういった意味でも大切にしてあげてください。

散歩の仕方についてはコチラが参考になると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

ヨークシャー・テリアの毛

毛の色は、生まれてからの年月で変わっていくことで有名です。生まれてから1~3ヶ月は『ブラック』ですが、3~4ヶ月頃になりはじめると『ブラック・アンド・タン』になり、1年を過ぎると『スティール・ブルー』になると言われています。しかし、個体によって度合いは違ってくるので、『スティール・ブルー』の部分も『シルバー』の部分が強くなったり、『ゴールド』の部分が強くなったりします。いずれにしても、その美しい毛並みはあらゆる犬の種類の中でもトップレベルとされています。

毛の質は、ツヤのある長めの直毛をしています。こういった、1つの毛質しか持たない毛質のことを『シングルコート』と呼びます。

毛の手入れの方法について、ヨークシャー・テリアは毛の質でも述べた通り『シングルコート』の犬の種類であるために、抜け毛があまり出ません。しかし、その美しい毛並みを保つためには、毎日のブラッシングが必要になってきます。大人になってから毛の手入れをしようとすると、嫌がる子が多く、なかなか思い通りにブラッシングさせてもらえません。小さいころからブラッシングに慣れさせることが大事なので、ぜひ以下のブラシを用意してあげてください。それぞれ、Amazonで一番人気があるであろうものを探しておいたので、これを機に揃えてみるのも良いかと思います。

①獣毛ブラシ

絡まった毛を取ることには向いていませんが、毛についたホコリを取り除いたり、毛ヅヤを出すのに効果的なブラシです。豚の毛などを使った柔らかいブラシで、静電気が起こりにくいのが特徴です。全身をやさしくブラッシングしてあげてください。

②ピンブラシ

先端に丸いガードが付いているブラシです。肌を傷つけずに絡まった毛や抜け毛を取ることができます。ブラシを軽く持ち、ブラシの重さだけでとかすようにブラッシングをしてあげてください。

③コームブラシ

ブラッシングの最後の仕上げに使ってあげましょう。ピンブラシに付いた毛を取り除くこともできるので、何かと役に立つ一本なのでぜひ揃えておきたいところです。

シャンプー・お風呂について、ヨークシャー・テリアは月に1~2回が一番いいと言われています。それよりも少なすぎると不潔になってしまい病気の可能性が高くなり、逆に多すぎると皮膚を痛めてしまいます。シャンプー・お風呂の入れ方については、コチラで詳しく説明しておりますので、ぜひ一度読んでみてください。

ヨークシャー・テリアの寿命

ヨークシャー・テリアの平均寿命は、13歳から16歳と言われています。日本では、18歳以上生きた例も見つかっているようなので、少しでも健康で長くいきてもらうために、心がけたいですね。詳しいことは分かっていませんが、一般的には外で育てるよりも室内で育てるほうが長生きすると言われています。

犬の年齢についてもっと詳しく知りたい方はコチラに犬年齢計算機を用意しましたので、ぜひ一度調べてみてください。

ヨークシャー・テリアがかかりやすい病気

犬種というものは、ミックス犬(雑種)とは違い、同じ犬の種類同士の子供が生まれるので、かかり易い病気が決まってきます。

特に気をつけたいのが、『歯周病』や『虫歯』です。ヨークシャー・テリアは、顎が小さく歯の生え変わりのときに、歯が邪魔をしてしまい歯並びがキレイにならないことが多くあります。そのため、歯垢が隙間に入りやすく、気がつけば重度の歯の病気にかかっていることがあります。また、ヨークシャー・テリアに多いものとしては、ひざのお皿と言われている骨が脱臼してしまう『膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)』があり、特にフローリングなどで飼育している場合は注意が必要です。他には、息の通る道がふさがってしまって呼吸が困難になる『気管虚脱(きかんきょだつ)』や、体の細胞に十分な栄養が行き渡らなくなってしまう『低血糖症(ていけっとうしょう)』があります。また、目の病気でもある『白内障(はくないしょう)』や『角膜炎』、『結膜炎(けつまくえん)』にも気をつけたいところです。

それぞれの病気の対処方法については、別カテゴリで追ってまとめていきたいと思います。

ヨークシャー・テリアの引き取り価格

引き取り価格は、だいたい15~30万円程度になることが多いようです。値段は、『体の大きさ』『性別』『歯並び』『毛並み』『血統』『年齢』『購入場所』などによって変わってきます。

『体の大きさ』を見てみると、ヨークシャー・テリアの理想の体重に近い方が価格は高くなり、離れていくほど価格は低くなっていきます。

『性別』を見ると、メスは子供を出産することが出来るので、オスよりも数万円高くなる傾向があります。

『歯並び』を見てみると、ヨークシャー・テリアは、ヨークシャー・テリアがかかりやすい病気でも紹介したとおり歯並びが悪くなりがちなので、歯並びが生まれつき悪い子は価格が低くなります。

『毛並み』を見てみると、ヨークシャー・テリアの毛で紹介した通り、ヨークシャー・テリアは『毛の色合い』『毛の質』『毛の量』が、他の犬よりもとても重要視されます。もちろん毛の量が多く、毛の質が良く、毛の長さが長く、毛の色合いが良いと高くなりますが、そうでなければ価格は低くなります。

『血統』を見てみると、ドッグショーなどで活躍した犬の子供は高くなる傾向があります。片方の親がチャンピオンなどでも価格はかなりあがりますが、両方がチャンピオンなどの場合は、さらに高くなります。

『年齢』を見てみると、生まれてから2ヶ月くらいまでは一定の価格を維持しますが、それを超えてくると下がってきます。しかし、ネットで探すことのできる2ヶ月未満で価格が表示されている子犬は、お金を払えばすぐに引き取ることができるものではなく、実際のところ生後2ヶ月後に引き取るための『予約』という形になります。その理由は、2ヶ月以内の引き渡しは親や兄弟から犬の社会行動を学ぶ機会がなくなり、問題行動が多くなってしまったために、2013年に『改正動物愛護管理法』という法律が改定され、どの犬も生まれてから56日目(一時的に45日もしくは49日)までは、販売することができなくなったことによります。

『購入場所』を見てみると、大体の方はペットショップから購入していると思いますが、ペットショップはブリーダーさんから犬を引き取っています。そこに利益が上乗せされるので、通常の場合は、ブリーダーさんから直接仕入れた方が価格が低くなるといっても良いでしょう。

当然ながらヨークシャー・テリアは『生き物』であり『物』ではありません。テレビで見たから欲しくなった、知り合いのヨークシャー・テリアがかわいいから飼いたいなど、動機は自由ですが、引き取るからには、家族として最初から最後までお互いが幸せな人生を送れるようにしましょう。

新しく犬を飼うことを検討されている方は、ぜひ『犬を飼う前に知っておくべきこと』を読んでみてください。

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