犬の『アトピー性皮膚炎』の原因と対処法

犬の『アトピー性皮膚炎』の原因と対処法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
犬がぐったりしているイメージ画像

犬のアトピー性皮膚炎の症状

犬がかかえる『アトピー性皮膚炎』は、10頭に1頭がもっていると言われているほど、犬にとってはとても一般的な症状です。

アトピー性皮膚炎の代表的な症状としては以下のようなものがあります。もし、これらの中で複数当てはまっていれば、『アトピー性皮膚炎』の可能性は高いといえます。

  • 皮膚に赤いブツブツができる
  • 目・耳のまわり・脇・お腹・股が赤くなる
  • 顔や全身をかく
  • 皮膚が分厚くなる
  • 皮膚が黒ずむ
  • 足をなめる
  • 足がクサくなる
  • 毛が不自然にぬける

しかし、このような症状が出たとしても、『アトピー性皮膚炎』によく似ている症状もあります。よく間違えられる症状をリストアップしてみました。

  • 食物アレルギー
  • マラセチア皮膚炎
  • 表在性膿皮症
  • 疥癬(かいせん)
  • 犬毛包虫症
  • 膿皮症

素人が断定することは難しいので、まずは獣医さんと相談することをオススメします。もし、自分のわんちゃんが『アトピー性皮膚炎』だと断定できれば、次から説明する原因や対処法を参考にしてみてください。

犬のアトピー性皮膚炎のおもな3つの原因

アトピー性皮膚炎の原因は、ひとつに絞ることはできません。しかし、原因は主に以下の3つに別けることができます。

アレルギーの原因物質に接触することによって

アレルギーの原因物質の代表的なものには以下のようなものがあります。

  • 植物の花粉
  • ハウスダスト
  • 食事

皮膚の抵抗力が弱まることによって

犬はもともと皮膚が乾燥しやすい生き物です。乾燥がひどくなると、皮膚の外についているアレルギーの原因物質などが入りやすくなります。

体に入ってきたアレルギーの原因物質に対して過剰な反応を示すことによって

これは、遺伝的なものが大きく関係していると言われています。

犬のアトピー性皮膚炎の治療法と費用

先ほどの3つの原因のいずれかひとつでも問題なければ、アトピー性皮膚炎は発症しません。さて、次は『アトピー性皮膚炎』を治すための方法について解説します。

アレルギーの原因物質を無くす

アレルギーを完全に無くすことは、現実的に考えて難しいですが、減らすことならできます。しかも、これに気をつけるだけで症状がかなり改善されることもあるので、しっかりと検討してください。

一番簡単な方法としては『空気清浄機』を使う方法です。これは、人間にとっても悪いものではないので、ぜひ導入を考えてみてください。Amazonで一番人気の『空気清浄機』を見つけておきましたので、参考にしてみてください。1万円前後で購入することができます。

また他の方法として重要なのは、『シャンプー』です。犬はからだに多くの毛があるので、アレルギーの原因物質がたくさんついてしまいます。これを洗い流してあげると、かなりの量のアレルギー原因物質を無くしてあげることができます。『犬にとって良いシャンプーの仕方』を紹介していますので、是非参考にしてみてください。費用としては、商品によって異なりますが数千円くらいです。また、Amazonでいいシャンプーがないか調べていたところ、これでアトピー性皮膚炎がかなり改善されたという評価の高いものを見つけたので、こちらも『空気清浄機』と同じく参考にしてみてください。

皮膚の抵抗力を上げる

さきほど『シャンプー』を紹介しましたが、これはアレルギー原因物質を洗い流すだけでなく、保湿をすることによって同時に皮膚の抵抗力をあげてあげることができます。最近では、薬で対応するだけではなくこういった普段のスキンケアの重要性が見直されてきています。こちらもAmazonでいい商品はないか調べたところ、アトピー性皮膚炎の子がマシになったというコメントがある商品があったので、紹介したいと思います。先ほど紹介したシャンプーか好きな方を選んでもらえればと思います。

薬で対応する

アトピー性皮膚炎に効く薬にはいくつか種類がありますが、それぞれ良い悪いがあるので、以下をしっかりと読んでください。また、薬に頼りすぎると大切なわんちゃんが副作用に苦しむことになるので、そこもしっかりと理解してあげましょう。

『減感作療法(げんかんさりょうほう)』という方法があります。これは、薬ではなく治療法の名前なのですが、アトピー性皮膚炎の根本的な治療法になります。まずは、原因物質を特定する検査からはじまり、今度はその原因物質をわざと体内に入れていきます。もちろんアレルギー反応は起こるのですが、これを根気よく続けることで、原因物質に対して過剰に反応しない身体になっていきます。この治療法は、かなりの犬で改善が見られる方法ですが、すぐに効果がわかるワケではないのと、頻繁に注射をする必要があり、治療費も他の治療法とくらべると高くなります。

『インターフェロン療法』という方法があります。日本が開発した『インタードッグ』という薬を使ったもので、どちらかというと根本的な治療薬になります。副作用もあまりありません。素晴らしい薬のような気もしますが、注射を頻繁にする必要があることと、これもすべての犬に効くというものではありません。どちらかというと『ステロイド』という、よく効くけれども副作用の強い薬の量を減らすために使われることが多いです。

『抗ヒスタミン剤』という薬があります。症状をごまかすもので、根本的な治療にはなりません。しかし、副作用がほとんどないことでも知られています。ただし、これがそもそも効く犬が少ないことも分かっているので、とりあえずはこちらで様子をみて、それでも効力がない場合は副作用の強い『ステロイド』を使うといったケースが多いみたいです。

『ステロイド』という薬があります。ほぼ間違いなく効く薬ですが、苦しい状態をごまかすもので根本的な治療にはなりません。しかし、『抗ヒスタミン剤』とは違って、ある程度の副作用があることでも知られています。本来必要な量よりも多く与えすぎると副作用に苦しむことになるので、与える量にはとくに気をつけて下さい。詳しいことは、素人判断をするのではなく獣医さんに相談してみてください。またステロイドを使う上で、特に気をつけて欲しいことがあります。今まで使っていたステロイドを自分だけの判断で突然やめるようなことはしないでください、『クッシング症候群』や『アジソン病』というものになり、どちらも最悪死にいたることもあります。

『免疫抑制剤(めんえきよくせいざい)』という薬があります。こちらも根本的な治療ではなく、身体のアレルギー原因物質への反応をおさえる薬になります。『ステロイド』の代わりや『ステロイド』と一緒に使われます。薬の値段が、比較的高いこともありますが、『ステロイド』とくらべると副作用があまりないことも『免疫抑制剤』の魅力です。

アトピー性皮膚炎にかかりやすい犬の種類

アトピー性皮膚炎にかかりやすい犬の種類を『あいうえお順』にリストアップしてみたので、まずはこの中に自分のわんちゃんが入っていないか確認してみましょう。

最後に

以上、犬の『アトピー性皮膚炎』の原因と対処法でした。

『いぬまとめ』では、犬についての症状についてなるべく正しい情報を詳しく解説しようと思っていますが、こちらを元に犬の症状が悪化した場合や、その他の変化があったとしても、大切な家族に対して責任を負うことはできません。素人が判断するのは危険なことも多々あるので、最終的には飼い主であるあなたが責任をもって獣医さんと相談してみてください。

もしこの症状についてお気づきの点やご質問がある場合は、遠慮なく『いぬまとめ』までお問い合わせください。我々は今後も『より良い犬と人の関係』のために尽くしていきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このブログを購読する

ご意見・ご感想

必須項目が入力されていません。
以上で送信
『ご意見・ご感想』ありがとうございました!
入力して頂いた内容は、今後の参考とさせて頂きます。今後も『いぬまとめ』をどうぞよろしくお願い致します。
いぬまとめチーム